27 June
2005

リナザウが繋がらない その2

最新カーネルは地雷がいっぱい

先日踏んでしまったusbnet周りの地雷はkernelのアップデートとゆう
、さらなる地雷源へと進むことにした。が、kernel.org最新の2.6.12.1は
コンパイルは通って、カーネルイメージもできるけどブートできない。
このカーネルでブートしようとするとロードしたとたんにリセット。
なにも残さないで終わるのもアレなんで、カーネル再構築の度にWeb
で調べることになる再構築方法をメモ。

2.6系カーネルの再構築
/usr/src以下で2.6.12.1のソースを展開。
# tar xvfj linux-2.6.12.1.tar.bz2

linuxリンクの張り直し
# rm linux
# ln -s linux-2.6.12.1 linux

現在のカーネルの設定を引き継ぐ
# cd linux

### Jun-28-2005 追加 ###
# make mrproper
# make include/asm
これで起動可能なカーネルが作成される
### 追加ここまで #######

# cp /boot/config ./config
# make oldconfig
最後に新しいカーネルで追加された機能についてY/N/Mの設定をする。

カーネルに組み込む機能、モジュール化する機能の設定。
ここでいらない機能はバッサリ削除、必要になるかもしんない機能
はモジュール化(やりすぎると起動しなくなる、見極めが重要)
# make menuconfig

カーネルのビルド(make depは2.6系では必要なし)
# make bzImage
# make modules
# make modules_install
# installkernel arch/i386/boot/bzImage System_map

grubに新しい設定が追加されていることを確認
# cat /boot/grub/menu.list

新しいカーネルで再起動。

肝心のusbnetについては2.4.11のusbnet.cをホゲることにする。
うまくいけばいいなぁ。


Posted by iida at 12:55 | Comments (0) | Trackbacks (0)
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