09 November
2007

牛乳を注ぐ女

行ってよかった

現在フェルメールの「牛乳を注ぐ女」を乃木坂の国立新美術館で観ることができる。この作品、「白い耳飾りの少女(青いターバンの少女)」と並ぶ傑作中の傑作で有名だけど日本に来るのは今回が初めて。今回を逃すと次はいつになるか判らないので絶対に行きたいと思って展覧会のサイトで調べてみたら金曜日の閉館(20:00)前は比較的空いているもよう。そこで19:00過ぎに行ってみたらそんなに混んでいない。「牛乳を注ぐ女」も余裕をもって観ることができた。一度は観てみたいと思っていた作品が2メートル先にある。一目で魅きつけられた。じっと見つめていると350年の時を隔てたフェルメールと同じ時間を共有しているような不思議な気分になってくる。まさに光の芸術。ラピスラズリの鮮やかな碧もいいけど上着の黄色がそれ以上にいいと感じた。空いているのをいいことに、この作品の前に戻ってくること2回。結局フェルメールにほとんどの時間を使ってしまい他の作品をゆっくり観ることができなかったから期間中にもう一度行ってこよう。


Posted by iida at 23:00 | Comments (0) | Trackbacks (0)