自宅サーバのOSディスクをSSDで組んでいるだけどSSDはHDDと違って総書き込み容量の上限がある。使ってる「Crucail M4」は75TB。これまでどのくらい書き込みが発生したかを知るにはsmartctlコマンドの「Perc_Rated_Life_Used」の項目を見るとおおよそ判る。
# smartctl -a /dev/sda | grep Perc_Rated_Life_Used 202 Perc_Rated_Life_Used 0x0018 094 094 001 Old_age Offline - 6
この場合は全体の6%使用して残り94%となる。
もっと具体的にOS起動後から現在までの書き込み総量を調べるには「iostat」コマンドが便利。CentOSの場合、iostatはデフォルトではインストールされていないので
# yum install sysstat
でsysstatをインストールするとsarコマンドなどと一緒にインストールされる。で、以下実行。
# iostat -m avg-cpu: %user %nice %system %iowait %steal %idle 3.13 0.01 0.95 0.22 0.00 95.70 Device: tps MB_read/s MB_wrtn/s MB_read MB_wrtn sda 13.07 0.42 0.14 232168 79149 sda1 0.01 0.00 0.00 209 0 sda2 13.06 0.42 0.14 231958 79149 sdb 0.85 0.10 0.14 56162 78824 sdb1 0.85 0.10 0.14 56162 78824 dm-0 49.63 0.42 0.14 229225 76524 dm-1 2.49 0.00 0.00 2733 2624
MB_wrtnがOS起動後の総書き込み量(MB)。この場合、起動ディスク(sda)は約79GB。1秒平均は0.14MBになるので1日平均は0.14MBx3600x24で12096MB。つまり1日平均約12GBの書き込みが発生している計算になる。75TBを食いつくすには75000GB/12GB/365Dayで約17年を要する計算になる。計算してみると書き込み上限を気にする必要はなさそうだけど、壊れる時は壊れるので現在単一構成の起動SDDをミラーリングしないとマズいんだけどコレは別の問題(SATAの口が足りない)で簡単に行かない。マザボ変えるかなあ。