SEPクライアントで送信メールがtoo many errors after RSET from xxxになる

SEP(Symantec Endpoint Protection)の電子メールAuto-Protect機能が有効になっている(普通は有効にしてる)クライアントでメールを送信した場合に「メールサーバが送信者を拒否したので電子メールメッセージを送信… 421. 4.7.0 メールサーバ名 Error: too many errors after RSET from xxx.xxx.xxx.xxx」のエラーでメール送信ができないケースがある。原因の多くはSEPの電子メールAuto-Protectを有効にした際に実装される「lost email」機能の影響。lost emailはメールを送信してすぐにRSET(キャンセルコマンド)を送ってメール送信を一旦保留する。その間に送信メールをスキャンしてスキャンが済んだら保留していたメールを送信という動作をする。メール1通につきスキャンは1回だけどRSETは「メールの宛先分」発生するため同じメールを10人に送信したらRSETコマンドも10回送ることになる。そのためメールサーバでRSET受付数のリミットが設定されていると受け付けてもらえずエラーメールとなるケースが発生する。対応策は一度に送る宛先数を減らすかエラーとなるメールサーバが自社サーバの場合はRSETのリミット数を緩くしてもらうことくらいかな。電子メールAuto-Protect無効にするワケにはいかんしなあ。

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