飛蚊症持ちにKindle Paper Whiteは向かなかった

Kindle Paper Whiteを1ヶ月ほど使用しての感想。「E-INKとやらで普通のタブレットより目にやさしそう」「スマホより画面が大きいので読みやすそう」「普通のタブレットほど重くないので寝転がっての読書もラクそう」「読むのは青空文庫がメインなのでモノクロでオッケー」ってとこで購入したKindle Paper White。実際軽いしE-INKは画面のギラつきがなく目が疲れにくいと感じる。また読書専用機なので読書中の電話、メール、SNS通知が無いので読書に集中できるところもポイント高い。本の世界に入り込んでいる時に「ピロリン!」で現実に何度も戻されるのはツマラナイし。でも使ってみて初めて判ったイマイチな点もある。まず知ってるヒトには当たり前のことなんだろうケドE-INKの特性で白黒反転させての利用、つまり黒い画面に白い文字で表示させることは不可能。私は左眼が強めの飛蚊症持ちなんだけどこれは地味に痛い。背景が白いと視線を動かす度に気になるのだ。スマホやタブレットだと黒い背景にコントラスト低めのアイボリーに設定しとけば飛蚊症は気にならないケド液晶の映り込みなんかで目が疲れる。むう。知り合いにも数人飛蚊症持ちがいるし白インクのKindle作れば意外と需要あると思うんだけどなあ。あと、画面の書き換え速度が想像以上に遅い。読書中のページ送りくらいなら気にならないケド本の検索中画面のページ切り替えはちょっと「イラッ」とくるレベル。個人的には飛蚊症持ちにKindle Paper Whiteは向かないと思う。6インチ前後のファブレットならKindle Paper White(205g)より軽いものが多いし読書時は黒背景、画面はマットタイプの液晶保護シートで画面のギラつきもある程度抑えられるのでこっちのほうがいいんじゃないかな。

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