2017 プロ野球日本シリーズ終了


ソフトバンクホークスはやっぱり強かった。日本シリーズ制覇おめでとう!第6戦はこれまで捨て身の戦法で戦ってきたラミレス監督が最後になって第7戦を考えた(ような)投手起用で9回以降後手に回ったのに対し、サファテを3イニング、11回は内川に代走を送るなど退路を断ってこの試合で決めに来た工藤監督。捨て身の采配に選手が応えた感じのサヨナラゲームだった。実際11回を乗りきれればDeNAにもチャンスがあったと思う。

直接の敗因は11回裏、宮崎と梶谷の悪送球だけどターニングポイントとなったのは8回裏の攻防。3-1で迎えた一死三塁(城所)で柳田の打球は一塁寄りのボテボテのピーゴロ。三塁ランナーは三本間の中間まで飛び出していたが投手の砂田は一塁へ送球。(捕手も一塁指示)ランナー生還で3-2の二死ランナー無しとなった。そのまま追いかけていけば飛び出した三塁ランナーをアウトにできるタイミングだったが打者走者の柳田の全力疾走がバッテリーの判断を狂わせたんだと思う。日本シリーズを観ていて感じたのがホークスの走ることに対する意識の高さ。柳田、今宮だけでなく巨漢のデスパイネも一塁まで懸命に走る。DeNAベイスターズも走ることへの意識を高めればもっと強くなれる。

しかしサヨナラの場面、送球はホームの土との境目付近に落ちて大きく弾んでいる。恐らく捕手の嶺井は土の部分に落ちて低いバウンドになると予測して両膝を落としているため高いバウンドに反応できていない。中途半端な送球をした梶谷が悪いんだけど、嶺井も中腰のままだったら反応できていたと思われるだけに残念。

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